頑張らない育児。「お母さんはしつけをしないで」読んだ感想

私は4歳2歳児のママです。日頃から育児にストレスを感じやすく、ちょっとしたことをガミガミ注意してしまいがちで悩んでいました。

特に疲れているときにイライラするとが多くダメだと分かっていても怒鳴ってしまってずっと悩んでいました。

イライラをどうしたらいいか分からなくて、うまくできない自分に自己嫌悪でした。

そんな時にたまたま見つけた文庫版の「お母さんはしつけをしないで」。

私に投げかけられたメッセージのような気がして気付いたら購入していました。

感想は「こころが軽くなるようなあたたかいメッセージに包まれた、優しい本」でした。

育児中に心の余裕が無くてイライラしてしまう事に悩んでいる私の心にスッと入ってきて、精神的にめちゃくちゃ楽になりました。

結果、購入して良かったです。気持ちが穏やかになって子どもにも自分にも優しくなれそうで、人生変わりそうですよ。

育児で悩まれてる方には非常におすすめの本です。私は、何回でも読もうと思っています。

あらすじ

本の内容は、いじめ、不登校、ひきこもり、非行、少年犯罪…などの社会問題の原因は「少子時代のしつけ」で、しつけは「心の支配」だと具体的な例から説明するところはじまります。

「しつけようとしないしつけ」が親子、そして家族をもっと楽にします。という内容です。

お母さんはしつけをしないで

しつけをしないで!?

しつけをしないで!ですって?

しつけをしない親=非常識な親だ!と責められる世の中ですからタイトルを見たとき「何いってんだ?」と思いました。

私自身も、子どもにはご飯の最中のマナーや公共の場でのしつけをしていましたし、家庭でもさまざまなシーンで「○○しなさい」と口うるさく注意していました。

それが当たり前だと思っていたのですが、自分でもかなり口うるさくなってきていてそんな自分にも嫌になりつつありました。

「人に迷惑をかけないように」という気持ちが非常に強かったので我が子にもそうなってほしい。

今思えば、幼い子にとてもハードルが高い事を求めていたんですね。

小さな子は迷惑かけて成長する

本書では、幼い子どもは迷惑をかけて、失敗して成長していく能力が産まれながらに備わっているから先回りしてあれこれ世話をやかず、一歩うしろに下がって見守ることで子供の成長の助けになると書かれていました。

言葉が話せる時期になれば言って聞かせて大人と同じように振る舞うことが美徳とされているから、子どもが子どもらしく振る舞うことが「非常識」だと思われてしまう。

人間の能力として「子どもが子どもらしくありのままに遊び、学び、チャレンジして失敗する事の大切さ」が具体例を用いて説明してあります。

筆者はカウンセラーなので何十、何百もの親子を見ているので説得力がありすぎてうなずいて読んでしまいましたよ。

口うるさく言い過ぎた

私自身は気を遣う性格ゆえに、我が子にああだこうだ、言い過ぎていたなーと非常に思い当たる節がありました。

肯定的に受け入れてあげられなかったことがたくさんありました。

いつも否定しているわけではないですが、「おおらかさ」は無かったですね。

本書では、「過干渉とネグレクト」の関係性なども記載されていました。

そこから生まれる歪みが子どもを苦しませてしまうケース、、

決して他人事ではないな、と思ったのです。

楽になる言葉

本書では、頑張るママを責めることなく楽にさせてくれる優しい言葉にみちあふれています。

購入しようと迷っているあなたも、安心して読んでくださいね。

私は、いままで必死になって怒ってばかりいたかど、もう怒らなくてもいいんだ!頑張らない育児をしていいんだ!

と楽になりました!本当に読んで良かった。

言葉がけを変える

子どもが牛乳をこぼしたら「うわーもうこぼさないでってばー」と注意していました。

牛乳は本当に嫌なんです、片付けもイライラしてしまったり….。

本書を読んでから、言葉のかけ方を肯定的にすると不思議なくらいうまくいくよ、と書かれていたのでとても納得しました。

牛乳をこぼした時には「牛乳をこぼしてもいいからね、お母さんが拭いてあげるからね」

転んで泣いたら共感して、「転んで痛かったね。大丈夫だからね」

うまく出来なくてグズって癇癪起こすときには「○○したかったんだね、悔しいね」と共感する言葉をかけてあげる。

かまって欲しくてくっつくときに調子が悪い時などイライラしてしまったりしたのですが、その時には「お母さん疲れてるから休ませてね」と言って無理はしなくてもいい。

その代わり体調が良いときは私から子どもとふれあいを持ってみる、などなど改善できる点がたくさんありました。

本書を読んで、子どものありのままを受け入れる事や、お母さんである自分を受け入れて「よく頑張っているよね」と認めてあげることができました。

気持ちが落ち着いてきて優しくなって、人生が変わるような気持ちです。

勉強はしなくてもいい

本書では、特に強調して書いてあることが二つあります。「しつけをしなくていい」、「勉強はしなくていい」です。

勉強はしなくていい!?なんて驚きですが、幼児からの教育なども一切必要ないということ。

子どもにとって一番の学びである「遊び」が脳にとっての発育に必要なことなので遊べないほど忙しくお勉強することは逆効果。

お勉強しなきゃ誉められない、頑張らなければお母さんに愛されない、という心を植え付けてしまうと本来ありのままを愛してもらえないという自己否定感を植え付けてしまいます。

何かできたら誉める、私もしていたなぁと焦りました。

「失敗しても○○ちゃんのいいことろ、ママはたくさん知っているからね」

と安心させてあげる。

それってすごく落ち着きますよね。

勉強が出来なくて親からかなり怒られた経験がある私。

怠けてるとか、やる気がないと言われて自己否定感が強い大人になりました。

そのままの私でもたくさんいいところ知っているからね。

なんて言われたら、どんな人でも嬉しいですよね。

そのままの自分でいいんだ、とあったかい安心感に包んであげることで子どもは安心して自分の道を進んでいけそうです。

その時にはたくさんの自信とやる気で自らの意思で道を切り開く力が備わるはず。

「自分を大切にする健全な精神」を持てるということは素晴らしい事ですよね。

怒鳴られて育った影響

私が育児でうまくいかないのは、「父に怒鳴られて育った」幼い頃の経験があります。

毎晩、夫婦喧嘩をしている親をみていて、お願いだから離婚してほしいと本気で父を恨んでいました。

否定されて、自己嫌悪でいっぱいだった私の中の小さな子ども。

話をもっと聞いてほしいのに、否定してくるから気を遣うようになって自分の意見を言うのが怖くなって心を打ち明けることができなくなってしまったんです。

現在も、親しいママ友なども居ませんし、昔からの知り合いにすら本音を隠して接していたり。

もっと話を聞いて欲しかった、という寂しい気持ちがいまだに強いため、娘が癇癪を起こして泣くときに我慢ができない怒りを感じていました。

「私は我慢したのに、娘はどうしてわがままなの?もっと我慢してほしい、泣かないで!」

という、消化しきれない思いがずっとずっと無くならないのです。

そういった幼い頃の自分をインナーチャイルドと呼び、大人になった今でも誰しも影響を受けていると説明してありました。

インナーチャイルドを癒す

誰しも抱えている、小さな頃の寂しい記憶やトラウマ。

記憶を呼び覚まし、気持ちを解きほぐしていくという「癒し」の方法を本書は記しています。

方法は本書をよく読むのが一番なのですが、簡単に言うと「寝る前に15分ほど眠っていた感情(インナーチャイルド)を呼び覚まして感情を思い出すこと。

その時に「私は、つらかったんだな」と自分をいたわることで癒されていく方法です。

さっそくやってみましたが過去の経験などを思い出すのはちょっとつらくなったりしますが、あの時は我慢していたけど、本当は嫌だった!ってはっきり理解しましたし、私のせいじゃなかったんだな!って思えましたね。

そして、気づいたことは「私の娘は私そっくりだ」という事。

私も昔は癇癪がすごくって気に入らないことがあると何時間でも泣くような子でした。

そんな自分とそっくりだと気付いた瞬間、まだ四歳の娘に「泣くのを辞めろ」なんて絶対無理じゃーんと思えたのですね。

私とそっくりだ、ということは「もっと私の話を聞いてほしい」と思っていること。

私の中に居る寂しかった気持ちを抱えるインナーチャイルドを意識したとたん、娘の気持ちが分かったのです。

泣いたら「つらいときは泣いてもいいんだよ、お母さんが聞くからね」

そう言って欲しかった、だから私もそう伝えたら私も昔も幸せなんだ。

まとめ

本書の内容は大変分かりやすく、なおかつ優しい気持ちになれます。

現代のママはやることがたくさんありますよね。忙しいし、負担が多いからいっぱいいっぱいになっちゃうから精神的に余裕が無くなっちゃうんですよね。

あなたも育児に悩んだときに「お母さんはしつけをしないで」を読んでみてください。

とっても気持ちが楽になれますよ。

 

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