キレる私をやめたい!田房永子さんの本を読んだ感想は?キレなくする方法は「自分を癒してあげること」

田房永子さんのキレる私をやめたいを読んだ感想です。

育児をはじめてからキレやすくなった私が、キレに悩んでいたときに「キレる私をやめたい」の本を見つけました。

自分のキレる原因を根本的に見つめなおした結果、怒りの原因は、自分の気持ちを放置してきたという事とダメな自分を刺激されることでした。

キレやすい人は、まず「よくがんばっているね!」と自分を褒めてみてください。

長いので見出しから気になるところを読んでください。

キレる私をやめたい


キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~ (BAMBOO ESSAY SELECTION)

田房永子さんの本です。

商品の説明

内容紹介
『母がしんどい』の田房永子が今まで誰にも言えなかった深刻な悩み――それは“キレる”こと。あなたも家族や彼氏にこんなことしてませんか?

・頭に血がのぼってヒステリーをおこす
・後先考えずに物を投げたり、破壊したりしてしまう
・泣き叫んでわめき散らしてしまう
・つかみかかったり、ビンタや肩パンチをしてしまう
・思わず子供を叩いてしまう
・イライラして暴言を吐いてしまう
・怒りが抑えきれず、裸足で外に飛び出したことがある

理性を取り戻したあとに毎回、自己嫌悪。私って、本当にダメな人間なんだ…。
いいえ、違うんです。あなたは傷つきすぎているから、キレてしまうのです。
キレることに苦しんでいた私が、穏やか生活を手に入れるまで――。

普段は温厚な女で、腰が低いし、人に怒ったりしない。

遅刻されても平気だし、そんな私なんですが時たまモーレツにイライラすることがあって、でもいつも押さえきれなくなってキレてしまう。

普段は温厚なのに家族にだけキレてしまう私。

ずっとずっとこの自分のキレる癖がいやだった。

レていた時のこと、キレなくなったきっかけそしてそのあとの事が書かれた一冊です。

キレる悩み

私の場合ですが、キレる癖は小学生からありました。

キレる時は共通して父親と喧嘩した時です。

母とはうまくいっていたし、母は温厚なのでうまく付き合えたのですが父親はなにからなにまで否定する人で、私のことは常に否定してくる人でした。

けっして褒めないですし、欠点ばかり叱ってくる父親に叱られたときに猛烈な怒りを抑えられなくなりキレまくっていました。

小学生のころは、勉強ができない(算数)のでなにもできないヤツのくせに!!なにもやる気がない!と大声で怒鳴られていました。得意教科で賞をとっても褒めてくれない。できない事だけ否定する。

親の仕事が自営業なのですが、深夜に仕事場に行きそこで寝泊まりして早朝に車で30分かけて自宅にもどり学校へいく生活。

当然寝不足ですし、汚部屋なので、勉強するスペースもないので学力も低い状態です。毎晩父親の怒鳴る声を聞かされて寝る毎日でした。

自営業で、ボロボロの家で仕事していた親だったのですが、母親と父親は一緒に仕事していて常に父親が母親を怒鳴りつけていたんです。

お前のやり方が悪いからこうなったんだ!!早くしろ!!なんでこんな事もできないんだ!!!何度いったらわかる!!!ふざけるな!!!!

の罵声が当たり前に飛び交っていました。常にイライラしいてキレまくる父親

私は普通の家庭のお父さんは怒鳴るものだと思って育ったんですよね。

お前のせいで子供がごはんを食べない!!!もっとうまい飯をつくれ!!!女のくせに!!勉強できないのはお前のせいだ!もっとちゃんとさせろ!!と毎晩怒鳴っていました。ごはんの時は、残さず食え!!と叱られて、小食の姉は食べられないのでこっそり捨てていたりしました。

もっと美味いもの作れ!!!暇なくせに!なんで美味いもん一つ作れないんだ!!が口癖で、母親はいつも仕事でも日常でも怒鳴られてこき使われていました。

自分が勉強ができないからお母さんは怒鳴られているんだ。ごめんなさい。でもできないのは自分にもわからないんだって思いながら寝ていました。

母はとてもやさしくて我慢強いので耐えていたんでしょうが、私的には早く離婚してくれないかな。お願いだから。こんなお父さん嫌い。ってずっと思ってました。

ある日、どうしてお父さんは寝ないで働いているのにお金がないの?他のおうちの子は家を建てて団地から引っ越していくのに?って聞いたら偉そうな口聞くんじゃない!!!!ってめっちゃ怒られました。

お金は何に使っているの?って聞いたらお前の学費だ!って言われて偉そうな口きくなら学費は出さない!出ていけ!って最終的にはキレてました。

お金なんて払えないし、そういわれたら黙ってるしかないので悔しかった。出てけ!って言われて実際家出したけど、行くところがないのでくやしかったな。

父親がキレまくっていつも不穏な空気だったため普通がわからないし、母親は萎縮していて父親に逆らえない。

母も怒られているときはかばってくれない。平和な家庭って無いんだと思い込んでいました。小学校のクラスメイトの父親とかみんなやさしそうで怒鳴る人なんていなかったし褒めてくれてそうな普通のやさしい人だし、うちっておかしいんだ。って。

夫の家族と初めて会ったとき、こんな温和な家族ってリアルに存在するんだとカルチャーショックでしたよ。

でも父親は外面がいいので誰にいっても信じてもらえないので私が悪いのかな?て思ってました。書いていてイラついてきますね。

小さいころから怒鳴られて否定され続けてきた結果

小さいころから怒鳴られて否定され続けてきた結果、父親と喧嘩するととんでもなくキレる子どもになったのです。

何もわからない、できないくせに偉そうな口きくな!って何回も言われましたね。

褒められたことは無し。否定され続けた結果、自信を無くし、進学の意欲もなくなり、フリーターからのニートになりました。

そして、徐々にキレる素質をみせてきた私。

一人の時はよかったし、周りの友達に対してもキレることはなくおとなしく育ちました。

いつもは温厚。他人にたいしてもイライラすることはほとんどなく生きてきました。

が・・・・・。

二人目育児で寝不足になったときにキレる素質が出てきてしまったんです。

上の子の泣き声を聞いていると頭がぼーっとしてきて泣きそうになるぐらいイライラが止まらず衝動が抑えられなくなるぐらい耐えられなくなったんです。

キレすぎて壊したものは、タブレットはぶち投げて破壊。バキバキに粉砕しました(3万以上したやつ)

耐えられない泣き声を聞いてると頭が張り裂けそうになって物に当たるしかなくなるようになってしまいました。そのあとは罪悪感で死にたくなる。

食器棚も蹴ってガラスを割ったし、ゴミ箱は蹴り飛ばして、扇風機は蹴って破壊しました。
もうキレたくない。

キレる自分が怖い。でも精神科いっても治らない。怖い。誰か助けてほしい。

そういう思考になると必ず頭の中にお前が悪い、とかお前ができないやつだからだって父親の声が聞こえてくるんですよね。

うるさい!って思っても頭から離れない。呪いみたい。もう自己嫌悪です。

夫と喧嘩するときもきっかけはこうです。

夫が不安な顔や疲れているときに、私が敏感に反応してキレてしまう。「

疲れた」を言葉に出さないタイプの夫なんですが、それが私は不機嫌になってる?私がなにかした?いや、私は何もしていないのにどうして不機嫌にされなきゃいけないの??私頑張ってるよね?ってキレはじめちゃう。

夫は純粋にため息をついただけなのに「私が嫌いだから嫌だからため息ついてるの?なんなの?喧嘩したいわけ?」って過剰に反応してキレまくる。

夫は「何言ってるの?俺はなにも言ってないのにどうしてそうなるの?」そりゃそうです。妻の私のフィルターがおかしくなっているのだから。夫もこうなった奥さんを見て、苦しみ、悩んでしまいました。

夫と子供(の泣き声)に対してキレまくる自分が嫌で嫌で嫌でもう消えてしまいたい。くるしい。

そんなときに田房永子さんの本を見つけて読んでみたんです。

毒親の母親に育てられた永子さんは、自分がキレてしまうことに悩み、どうしてキレてしまうかを漫画で説明してくれています。

私だってがんばってるのおおおおお~~~~~!!!

作中でキレまくる永子さん。

いやもうそっくりです・・・私もこんな感じ。永子さんはしゃべるけど、私は頭の中で叫ぶタイプ。

脳内「がんばってるのおおおおお~~~~~!なんで不機嫌なの?その顔いや!一生懸命やってるのに!!!なんで不機嫌にされなきゃいけないの~~~~!」ってイライラ!

そして物に当たるって感じです。

子供の前では冷静を装っていましたがLINEなどでは罵倒したり、自分が家出してみたり、実家に帰ってみたり。

完全なモンスター妻ですよね。

とにかく顔色をうかがって悪い方向に受け取っていたんですよ。

ため息つかれると過剰に反応。

夫が疲れていると「一緒にいるのが嫌だから出かけたくないからやる気ないんだ、落ち着かない。こわい!なんで?もういい!!嫌い!嫌いなら、じゃあ離婚!」

という思考回路です。

そうやって暴れるのを月1回、起こしてました。

本当にクレイジーすぎる妻です。モンスター妻ですよね。

ほんとにどうしたらいいかわからなくて苦しかったです。父親にそっくりだと思いました。大嫌いなお父さんに似ている。キレて怒鳴って。大嫌いなのに。

ちなみに、姉も怒り狂ったら止まらなくなって物を壊したり叫んだりそっくりです。

怒ると感情のコントロールができないのです。

親に叱られて否定されてきたせいで、抑圧されていい子でいなきゃってずっと彼女は生きてきて苦しかったそうです。

勉強すればお父さんとお母さんが喧嘩しなくてすむから頑張るような姉でした。

私もそうだからわかるけど、キレるのは自分も苦しめるし相手も苦しめることでしかないんですよね。

このままじゃ、家庭をこわしてしまう、このままじゃいけないんだと強く思うようになりました。

このままじゃいけない

夫婦喧嘩をしてしまい、自己嫌悪でいっぱいになった私。

このままじゃいけない・・・・

夫にも子供にもキレることを辞めたいと真剣に思うようになりました。

田房さんの本でももうこのままじゃいけないと思うシーンがあるのですが、本人も自己嫌悪でいっぱいで、限界を迎えた感じです。

キレるパターンを知る

私のキレるパターンは「子供の大声で泣く声」「人の不穏な顔」です。

大声で泣かれると頭が真っ白になって抑えられないぐらいイライラしてしまいます。

特に上の子は感が強くてやりたいことが達成できない時に大声でいつまでも泣いて止められないのでその声を聞いていると頭がぼーっとしておかしくなりそうになる。

感情のコントロールができないぐらい人の泣く声そのものが嫌いで、耐えがたいんです。

人の不穏な顔は、見ていると自分がなにかしたから?とか私が悪いから相手が怒ってるんだとか不安になるのです。

だから、あまり人との交流ができなくなってしまってほとんど友達と会うことができなくなってしまいました。

過剰に人の顔色を気にしているので気疲れしてしまってコミュニケーションが取れないのです。

仲良くしたいのに、気疲れして深い仲になれないので人と会うことが極端に減りました。

人の怒ったり、怒鳴ったり、悪口をきいたり噂話等が苦手で、過敏に察知してしまうため疲れるんだと思います。

こんなヤツだから一緒にいたくないんだろう=ダメな自分を刺激される
一生懸命育児してるのに子供が泣き止まない=感情をおさえられずパニックになる

そんな時がキレるパターンだとやっと理解できました。

①ダメな自分を刺激される

お前はダメ、価値がないと言われつづけた心は傷ついていて1の事でも100に聞こえてしまうことに気づいた永子さん。

外部からの刺激に弱かったんだ、自分でもしらないうちに心の中が傷だらけでこれ以上自分をダメだって思えない底まで到達しちゃってたんだ、と知り、ゲシュタルトセラピーを受けて自分の心を知った永子さん。

キレは怒りもあったけど、パニック状態でもあったんだ、と知ります。

永子さんは心にアクセスして自分の気持ちを知り、そして癒してあげるを繰り返すことでキレなくなったのです。

心を置いてきぼりにしてきた反動

この記事を書いていてわかったことは、わたしはずっと誰かに話しを聞いてほしかったんだと思いました。

ずっと叱られて親に話を聞いてもらえなかったから、自分の気持ちをずっと蓋をして状況だけに反応して、気持ちを置いてきぼりにしていたんだ。

ずっと話を聞いて欲しいと思っていたのにいつも話を聞いてもらえなくて心が傷ついていたんだ。

娘に対してイライラするのは、自分は話を聞いてもらえなくても放置されて我慢していたのに娘は癇癪をおこしてもかまってくれる人がいて、受け止めてもらえることに内なる小さな頃の自分が納得いってなかったのかもしれない。

私は話を聞いてもらえなかったのにこの子は聞いてもらえて感情を爆発させてずるい!

納得いかない。我慢すべきだ!

と思っていたことに気づきました。

自覚がなかったけど、イライラするときの癇癪声も、娘のわがままに対しても、私のコンプレックスを刺激されていました。

自分を癒す

キレをなおすために、自分を癒すことからはじめました。

ずっと話を聞いてほしかったんだよね。これからは自分の心の声をないがしろにしないからね。って思ったらすっと心が軽くなって涙がでてきました。

体も軽くなって気持ちが落ち着いてきました。

今朝は不思議と娘に対してまったくイライラする気持ちもなく、朝の忙しさにもイライラする気持ちは起きませんでした。

娘がぐずっても、嫌な気持ちになりませんでした。

ずるい、話を聞いてほしい、もっと気づいてほしいという解消しない気持ちが消えたからでしょうか。

これからは自分が自分の気持ちに焦点をあてて話を聞いてあげることができる。だからもっと心が癒されて体も軽くなっていきそうです。

キレをなおしたい方は、まずは「よくがんばっているね!」と自分を癒すことからはじめてみてください。

キレを治す方法は?

キレやすい人には共通点があります。

①伝えたいことが相手に伝わった実感を得たことが無い
②心では自分のことを一番どうしようもない人間だとおもっている
③相手の意見は相手のもので自分にも正しい部分があると思えない
④意識のピントが状況にあっているから心に気づかない
⑤その1~4が合わさりムキになる
⑥キレるたびに体が落ち着くという作用がある

伝えたいことが相手に伝わった実感を得たことが無い

私も私の話を聞く人は一人もいないと思って生きてました。

自分の話は人に聞いてもらえるはずなんかない。自信がないため、ダメを刺激されると過剰に主張することで自分の心を守っていたのかと思います。

もうこれ以上私の心を傷つけないで!という防衛反応がキレることだったのかなと思います。

いまはいつでも好きなときに自分を癒してあげることができるので、こどもを受け入れることができてイライラが減りました。

キレてしまう人は、自分を癒すことを繰り返していけばじょじょにキレにくくなります。

意識のピントが状況にあっているから心に気づかない

キレやすい人は、状況だけしか見えていないので心に対して鈍感

後から自分はこうしたかったんだと気づいたりして「今の自分の気持ち」を見ることが苦手です。

もやもやしていても、「自分が悪いから」と思うようにして無理やり納得しがちです。

キレやすい人は、心に焦点をあてることを意識して、自分の気持ちに気付いてあげることでキレをおさえることができます

キレるたびに体が落ち着く

キレたあとは自己嫌悪におちいりますが、キレるたびに落ち着くことがあります。冷静になってきて放心状態になることも。

キレまくる人はパニックになっています。

心が傷つきすぎてささいな事でも過剰に反応してしまうのですが、自分のキレやすい傾向に気づけばキレを予防できます

日記につけたり、キレた内容を紙に書いてみて、振り返って見てみると冷静になれますよ。

キレそうだな、と思ったら文字に書き起こしてみるとキレがおさまるので、ぜひ書き出してみててください。

キレないために3つの大切なこと

休む
休むことがへたくそで体が疲れるまで気づかないためよくダウンすることが多いです。精神と肉体をやすませることが大事。最近は意図的に休むようにしています。

今ここに居ることを意識する
邪念やイライラが湧いてきたら今ここにある目の前のものや状況だけを考えると冷静になれます。

自分をほめる
「よくがんばっているね!」を合言葉に自分を褒める練習をしみてください。

本を読んで変わったこと

普段から、自分の心にアクセスして「よくがんばっているね!」と自分を癒してあげていたら以前より、キレなくなりました。

自分の心にアクセスしてつらい時はつらくてもいいし失敗してもいいから。大丈夫だよと言い聞かせています。

キレやすい人は小さなころ自分が言われたかった言葉を自分にかけてあげてください

キレなくする方法

この本を読んで、心のコンプレックスが明るみに出たことで、怒りのエネルギーが昇華されていきました。

自分の気持ちをわかってあげたかったのにできなかったから苦しくて、キレていたんだと思います。

怒鳴られてキレられて育った子供は、脳が興奮する性質になっていき、将来キレやすくなります。

キレてしまうのに悩んでいる方は、自分で心を癒す事が、キレなくなるのに必要な方法です。キレやすい人は、まずは自分で自分を癒してあげてください。すこしづつキレなくなっていきますよ。

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