ダニアレルギーの布団は何を選んだらいいの?綿、化学繊維、羊毛、羽毛、ウレタンの特徴は?ベットのダニ対策は?

ダニ(ハウスダスト)アレルギーの症状の改善には、お布団を清潔に保つことが何よりも大切です。

ですが、どんなものを選んだらいいのか悩みますよね。

ダニ(ハウスダスト)アレルギーの大人・子供のお布団の選び方を解説します。

ダニアレルギー持ちさんにおすすめは綿ではなくポリエステル、ウレタンがダニがつかないのでいいですよ。

ダニ(ハウスダスト)アレルギーのお布団選びのポイント

一日の1/3は睡眠時間と言われています。寝ている間に、布団のダニのアレルゲンを吸ってしまうと
熟睡できなくなったり、夜中にアレルギーの症状が起きて睡眠不足になってしまいます。

布団には人の表皮やフケ、髪の毛が付きますのでダニの恰好の餌になります。加えて寝ている間にかく汗が湿気を含みダニが住みやすい環境となってしまいます。そのためダニアレルギーの方は「お布団選び」が非常に重要になってきます。

お布団選びのポイントは

●ダニを寄せ付けない素材

●埃が出にくい素材

●丸洗いできる素材

の3つのポイントを押さえて選ぶ事が重要です。

どんな素材の敷き布団を選ぶ?

敷布団はさまざまな素材のお布団があります。綿(木棉)、化学繊維(ポリエステルなど)、羊毛、羽毛、ウレタンなどの素材が多く使われていることが多いです。

我が家の敷き布団は二種類ありまして、ウレタンのムアツ布団と、綿の布団(子供用)の2種類使っています。

綿とウレタンの布団を比べると、ダニアレルギーにはウレタン素材の「ムアツ布団」がおすすめです。

理由はウレタンはダニの餌にならないのでダニが繁殖しないためです。

ムアツ布団ならダニが好む湿度も、立てかけて乾燥させておけば湿気が放出されるのでダニアレルギーさんに非常におすすめの布団です。さらには、ウレタンなので細かい繊維ではなくひとつの塊になっているため、塵(ちり)や埃が出にくい素材です。ハウスダストアレルギーの方にもおすすめの布団です。

ムアツ布団の使い方

①寝る前にカビ防止のため「除湿シート」を敷きます。その上にムアツ布団を敷きます。

我が家はフローリングなので、ムアツ布団を直接敷くと湿気がこもりやすいため「除湿シート」は必須です。カビ防止のために、必ず使用することが大切です。

②朝、ムアツ布団を立てかけて湿気を放出させる。

湿気を放出しやすいムアツ布団といえども、敷きっぱなしはカビます。必ず毎日立てかけて乾燥させるのが大切です。

綿、化繊、羊毛、羽毛、ウレタンの布団の特徴

綿の布団

綿わたは吸湿性・保温性に優れていて、ふとんのかさ(厚み)が戻りやすい点が長所です。また木綿の繊維は、天然のよじれを持っているため、日干しをすることにより吸収した湿気を放湿しやすいです。布団の中でもで最も、布団のかさ(厚み)が戻りやすい素材です。

木綿わたは寝返りをうちやすいちょうどいい硬さとクッション性を持っているので、睡眠に適しています。
かさ(厚み)が戻る力、クッション性、色合いの品質によって、特級、一級、二級、ポリエステル混の四種類に分けられており、価格も異なります。

ただし、ダニアレルギーの方には湿度を含みやすい性質があるため、ダニが繁殖しやすい環境を作り出しやすいです。綿布団を選ぶときは、丸洗いできる布団を選ぶのをおすすめします。ダニの死骸やフンは水溶性なので丸洗いが効果的。アレルゲンを布団に溜め込まない掃除が大切です。

●湿度によりダニが住みやすいのでダニアレルギーには不向き

化繊(ポリエステル)の布団

ポリエステルの強みは、価格が安いばかりでなくクッション性が非常に高い点が特徴です。耐久性にも優れ、体重をかけて寝ていても布団がぺっちゃんこになる心配がありません。体の支える力が弱い方や、腰痛持ちの方には、へたりにくい点はおすすめの素材です。

また、ポリエステルは繊維が太いので、綿ボコリを出しません。ハウスダストの素となる「埃」を出しにくい特徴があります。

また、化学繊維はダニの餌にならないので、防ダニ加工などが施された商品も多く、ダニアレルギーの方におすすめの布団です。

 しかしポリエステルなどの化繊は弱点も存在しています。

①吸湿性に劣る

化学繊維全般に言えることですが、繊維そのものに水分を吸う力はほとんどありません。木綿は湿気を含みやすく放出もしやすいのですが、化繊は湿度を保つことができないため、残念ながら埃を寄せ付けやすくなります。

②埃を寄せ付ける

ポリエステルは帯電しやすく、静電気が発生しやすいという特徴があります。静電気により、部屋の埃や塵などが布団に寄せ付けられて付着してしまうのでハウスダストアレルギーの方にはオススメできません。

ダニアレルギーの観点からは「ダニの餌となりにくい化繊はオススメ」ですが、ハウスダストアレルギーの方には「埃を寄せ付けてしまう」ので避けたほうがいい素材でしょう。

もし、ハウスダストアレルギーならば寝る前に、粘着ローラーでコロコロ掃除をして埃を取ってから寝るのがおすすめです。

③乾燥肌には不向き

化学繊維は、綿などと違い化繊アレルギーを引き起こしやすい素材です。また湿度が低いため、肌の水分を奪ってしまいます。乾燥肌やアトピーがひどくなる方もいますので、化学繊維に弱い体質には注意が必要です。

●化繊はハウスダストアレルギー、喘息、呼吸器系の疾患をお持ちの方には注意が必要

●乾燥肌・アトピーは避けたほうがいい素材

ダニアレルギーの観点からはダニが住みにくい素材なのでおすすめ

羊毛布団

羊毛(ウール)は、繊維の表面がウロコ状で独特のちぢれをもっています。このちぢれが、優れた保温性、吸湿・発散性、弾力性を作り出しています。

身体が発散する水分を吸収し、空気中に放湿させるので、夏の間も湿っぽい感じがしません。羊の体温調整に役立っているように、呼吸するように湿気の調節をしています。

羊毛(ウール)は湿気を与えると、自然に熱を出して温かくなる特徴があります。

眠っている間に人は大量の汗をかき、その量は、熱帯夜で200ml〜600ml、多い人は1リットルもの汗をかくことがあるといわれます。羊毛(ウール)その人の湿気を吸収し温かくなります。

冬には暖かく夏にはさらっとしているので布団として大変優れた特性を持っています。何百万もの渦巻いたちぢれた毛でで構成される羊毛(ウール)は、弾力性に優れているので寝具として快適な睡眠を与えてくれます。

ただし、羊毛布団は「羊の毛」を使っています。

どうしても独特の獣の匂いを発することがあります。ダニアレルギーの観点からは、動物性の匂いにつられて、ダニが寄って来やすい特徴があります。

羊毛布団だから安全というわけではなく、どんな素材でもアレルギーを引き起こす可能性はあります。中には動物性繊維アレルギーを起こす方もいるので、よく確認してから選ぶのがおすすめです。

●羊毛はダニが寄ってきやすい動物性なので避けたほうがいい素材

羽毛布団

詰めものに水鳥の羽毛(羽根)を使用したふとんで、軽く、身体をやさしく包み込み、吸湿性・放湿性に優れ、ふわっとした軽やかな暖かさが特徴のふとんです。

詰め物は、ガチョウやアヒルなどの羽毛が原料です。羽毛は、ダウンとフェザーの2種類に分別され、ダウンはタンポポ状の羽毛で、空気をたっぷり含んでいます。

軽くて保温性が高いので「ダウンジャケット」などによく使用されています。フェザーは羽根と呼ばれる部分で曲がったかたちをしていて弾力性があります。

羊毛布団同様に動物性なので、羽毛自体の臭いでダニが寄って来やすく、動物性繊維アレルギーを引き起こす可能性もあります。

管理人も、「羽毛」の独特の鳥の匂いが苦手で、寝ていると気持ちが悪くなってしまいます。動物性繊維は匂いに敏感な方は避けたほうが良いです。

ただし、羽毛布団の生地は高密度繊維になっているため、布団の内側にダニが入り込むことが少ないというメリットがあります。

表面にはダニは付きますので布団カバーを洗濯したり、お布団の表面を掃除機をかけてダニを減らすことでダニアレルギー対策ができます。

●高密度繊維なのでダニが入り込まない

表面のダニを減らすために布団カバーをまめに洗濯する

●動物性繊維アレルギー・匂いに敏感な人は避ける

ウレタンの布団

ウレタンフォームというのは、合成樹脂の内部に気泡を発生させて、発泡状にした素材です。別名「プラスチックフォーム」「合成樹脂発泡体」「海綿状プラスチック」などと呼ばれています。
人工物なので、防菌、防ダニといった加工も施しやすくアレルギーの方に適しています。

ウレタンは今や多くの敷布団で使われるようになりました。他にもウレタンフォームの優れた点は、腰、肩が沈まずに快適に寝られる点です。
正しい姿勢で寝られるのでムアツ布団などの“体圧分散布団”の中にはウレタンフォームで作られている製品が多いです。

人工物なので、ホコリなどのハウスダストをエサとしているダニ住み家になりません。ダニがつきにくいので雑菌が繁殖しにくいのもメリットです。

ウレタンは発泡体なので細かい綿ボコリが出ることもありません。ハウスダストアレルギーの方には綿ホコリが出ないので非常に適している布団です。

さらに耐久力にも優れており、天然素材の布団に比べてへたりにくいので、使える期間が長いのも特徴です。

ただし、ウレタンは水に弱く、濡れると簡単には乾かないため、丸洗いできません家庭では洗えないのももちろん、業者でも引き受けているところは少ないです。

●ダニの住み家にならないのでダニアレルギーには適している

●水洗いできないので布団は丸洗いできない

ベッドでもダニ対策したほうがよい理由とは?

ベッドと派の方でもダニ対策はしたほうが良い理由、それは「ベッドは布団と同じレベルでダニが増えやすい環境」だからです。

確かに、ベッドの場合にはマットレスを床に直に敷かないので、空間ができ、布団と比較すると湿気や熱がこもりにくいという利点があります。

しかし、干しも洗いもしないマットレスを何年も使っていれば、知らぬ間に内部に湿気が生じていることもあります。

カビといえば、ダニにとって格好の餌となりますから、カビの生えたマットレスにはダニが大繁殖している可能性大であると言えます。

また、垢や髪の毛、フケ、皮膚などは寝ている間に必ず落ちるものです。これらダニの栄養分をそのままにしていれば、やはりダニは増えてしまいます。

だからこそ、ベッドであっても布団同様のダニ対策が必須なのです。

ベッドで快適に眠るために取り組むべき5つの対策

ここからは、ベッドでダニを繁殖させないための工夫を5つ、ご紹介させて頂きます。

その1.マットレスとシーツの間には「ベッドパッド」を!

なかなか洗ったり干したりすることが難しいマットレスに、毎日直に寝てしまうと、どうしても湿気や汚れが気になります。

ベッドパッドを使用することで、マットレスに直接湿気が行きにくくなったり、マットレスの汚れを防いだりというメリットが期待できます。

ベッドパッドなら洗濯も天日干しも簡単ですから、ベッドのお手入れがぐんと楽になりますね!

その2. マットレスの掃除機がけはこまめに!

布団同様、マットレスの表面に付着するダニの死骸や糞等は、こまめな掃除機がけで取り除きましょう。

その際は、“サッサッ”と軽くかけるのではなく、じっくり時間をかけて吸引していくようにすると、汚れがしっかり取れることはもちろん、死骸や糞を周囲に広げずに除去することができます。

その3.シーツや枕カバーは定期的にお洗濯!

ベッドパッドと同じように、シーツや枕カバーをこまめに洗うようにしましょう。

ダニの餌となるフケや垢は、ベッドの表面にたまっていますから、カバー類を外してきれいにすることには重要な意味があります。

もちろん、死骸や糞等のアレルゲンもすっきり取り除くことができます。

その4. ダニ対策にはスプリングタイプのマットレス!

マットレスを選ぶ際には、「高密度連続スプリングマットレス」、「ポケットコイルマットレス」、「ボンネルコイルマットレス」等の種類に注目しましょう。

内部にスプリング(バネ)が施されたマットレスは通気性が良く、内部に湿気がこもりにくいという特徴があります。

もちろん、人によって寝心地等の好みはあるでしょうが、ダニ対策を第一とするなら断然「スプリングタイプ」がお勧めです。

その5. ダニ捕獲シートも忘れずに!

ベッドのマットレスや布団等、ダニが内部に棲みつきやすく、表面のお手入れだけでは十分でない場合には「ダニ捕獲シート」を活用しましょう!

奥深くに入り込んでしまったダニを誘いだし、生きたまま捕まえてしまう捕獲シートなら、洗濯や掃除機がけでは除去できないダニを取り除き、しかもアレルゲンとなる死骸を残さずに済みます。

皮膚がかゆい!チクチクして不快。眠れないそんな時は、「ダニピタ君」をお部屋に置いてください。「置くだけ」でダニとの共同生活が終わります。

↑ダニピタ君公式HPはこちら

ベッド派の方はぜひ今日から早速正しいダニ対策を始めてみて下さい。 

防ダニシーツを使う

布団の特性はわかったけれど、全部お布団を買い替えるのは現実的に難しいですよね。

でもダニアレルギーで鼻炎になったり、熟睡できないのは非常につらい事です。

どんな布団を選んでも、大切なのは「清潔にすること」です。カバーを洗ったり、布団乾燥機にかけて掃除機かけしてダニを減らすのが重要です。

今、お持ちの布団でも「ダニアレルギー対策」はできます。

それは、防ダニシーツをつけることです。

掛布団、敷布団、枕の3点すべてに「防ダニシーツ」をつけることで劇的にダニをブロックできます。

強いダニアレルギー(クラス3)を持つ管理人が、防ダニシーツ「ディーガード」を購入した感想をまとめてありますので、よろしければ参考にされてみてください。

→ダニアレルギー対策は布団が重要!防ダニシーツを使った感想

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